発明協会表彰

 

アナタは解けますか?

マジキャップの上手な揃え方



マジキャップをバラで買い徐々に増やしていく方法は、
その度に作れる立体のレパートリーがどんどん拡大していくのでおもしろさも加速していきます。
でもバランスを考えて揃えていかないと、
作品に偏りがみられ思わぬところで必要な多角形プレートが足りないということが生じて来ます。
例えばサッカーボールが好きだからと5角:12枚・6角:20枚を優先的に揃えた場合、△・□ が少ないので
出来る作品の巾が狭くなってしまいます。
経験的には△・□・5角・6角の順に配合するのが良いようですが、割合をどうするかと問われても、そこまで
は納得していただけるデータは持ち合わせておりません。
多面体作りのチェックポイントを確実に通過しよう。

△ の場合 4枚 → 8枚 → 20枚 → 32枚 → 80枚

20枚までは正多面体の必要枚数で、一枚でも足りないとその正多面体
は完成しませんので要注意!!
32枚は変形立方体、80枚は変形12面体という立体の必要3角形数
です。
これだけあれば他の多面体に必要な3角形は大体まかなえます。

□ の場合 6枚    →    18枚  →   30枚
       ↓           ↓        ↓ 
      立方体     斜方立方8面体  斜方20・12面体

これらの数字はその多面体形成に必要な正方形の数であり、△・5角な
どは当然入って来ます。
この範囲内の多面体は他に多数存在します。

5角の場合 12枚・・・・ 正12面体であり、この12枚が他の多
の多面体のベースになる重要な役割を担っています。これを核にして△
や□又は6角をくっつけることにより多種多様な多面体が形成されます。
6角・20枚との組合せはあの有名なサッカーボールそのものです。
したがって区切りがいいからと10枚注文するようなことはゼッタイお
やめ下さいネ。増やす場合も12枚を単位としたいものです。

6角の場合  4枚  →  8枚   →  20枚

4枚使うと切頂4面体といって正4面体の各項点を切り落としたような
形で、同様に切頂8面体・切頂20面体 (サッカーボール形)が作れ
ます。

上記チェックポイントを組合せた
 “取り揃えステップ”を表にしてみました。

ステップ

 

 

さいころコーン

ぷらす

わんわんセット

マンボウセット

 

 

 

20

20

32

50

80

10

18

30

60

5角形

12

24

6角形

20